【本尊】 阿弥陀如来

我々真宗門徒が宗祖と仰ぐ親鸞聖人は、一二六二(弘長二)年十一月二十八日に、そのご生涯を終えられました。
宗祖が果たされたお仕事の大切さを讃え、文字どおり恩徳に感謝し報いるためのおつとめが報恩講です。
一人ひとりが自分の生活を振り返り、宗祖の教えの意義を確かめる、一年で最も大切な御仏事です。
聖人のご一生は「ついに念仏の息たえましましおわりぬ」と、まさに念仏に貫かれたものでした。
この現実社会を生きていく中で、私たちは本願念仏の教えがどれほどかけがえのないものであるかを確かめる機縁として、いただいてきた報恩講を大切におつとめしていきたいものです。

真宗大谷派宗務所出版部(東本願寺出版部)発行
冊子「報恩講」より
【正衣の経典】 仏説無量寿経(大経)
仏説観無量寿経(観経)
仏説阿弥陀経(小経)
【宗祖】 親鸞聖人
【宗祖の主著】 顕浄土真実教行証文類(教行信証)
【宗派名】 真宗大谷派
【本山】 真宗本廟(東本願寺)
【本山所在地】 京都市下京区烏丸通七条上る
常葉町754番地